希少価値が高まるブライトリング×スタジオジブリとのコラボモデル

ヴィンテージから現行モデルまで幅広い時計を取り揃えるリベロが注目する新旧のレアモデルを紹介する連載コラム。第6回は、ブライトリングの「コスモノート ポルコ ロッソ スペシャル エディション」を紹介する。

時計の歴史にその名を刻むスペースウォッチ

世界初の回転計算尺を備えたクロノグラフとして1942年に発表された「クロノマット」と並び、ブライトリングを代表するフラッグシップモデルとして君臨する「ナビタイマー」。

このモデル名は、「ナビゲーション」と「タイマー」の2つの言葉を掛け合わせた造語であり、1952年のファーストモデルの登場以来、多彩な派生モデルが展開されている。

そのひとつに挙がるのが、1962年5月24日、宇宙飛行士スコット・カーペンターとともに世界で初めて宇宙へ飛び立ったスイス製の腕時計として歴史にその名を刻んだ「ナビタイマー コスモノート」。通常の「ナビタイマー」との主な違いは、スコット・カーペンターの要望から宇宙での暗闇の中で昼と夜を区別するための24時間表示ダイヤルを追加したことにある。

付属品まで揃うコンディション抜群の個体に注目！

2022年10月、「ナビタイマー コスモノート」の60周年、映画「紅の豚」公開の30年周年、そして「ジブリパーク」のオープンを記念して、ブライトリングはスタジオジブリとのコラボレーションモデル「ナビタイマー B02 クロノグラフ コスモノート 41 ポルコ ロッソ」を発表した。

実は両社のコラボレーションは初めてではない。2001年に「三鷹の森ジブリ美術館」のオープンを祝して、300本限定で「コスモノート ポルコ ロッソ スペシャル エディション」を発売している。こちらで紹介する1本がまさにそれなのだ。

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• ブライトリング
  コスモノート ポルコ ロッソ
  スペシャル エディション
  Ref. A22322（2001年製造）
  42mm径
  自動巻き（Cal.B22） 商品の詳細はこちら≫

24時位置に配したポルコ ロッソの愛機「サボイアS-21」の浮き彫りをはじめ、ベースデザインは「ナビタイマー B02 クロノグラフ コスモノート 41 ポルコ ロッソ」とほぼ変わらないが、いくつか仕様が異なる点がある。最も分かりやすい違いは、ステンレススチール製のケースバックだろう。ムーブメントはCal. B22が搭載されている。ブレスレット及びストラップは2つのバリエーションがある。

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• 24時位置に配した「サボイアS-21」はコラボレーションの証にほかならない。

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• ポルコ ロッソやリミテッドナンバーが刻まれたステンレススチール製のケースバック。

欲を言えば約20年前のモデルだけあって、購入の際はコンディションはもちろん、付属品にもこだわりたい。この点においても及第点を満たしている優良な個体ゆえ、気になる方はぜひチェックしてほしい。