独創的な美しいオーバルケースを持つカルティエ「ベニュワール アロンジェ」

ヴィンテージから現行モデルまで幅広い時計を取り揃えるリベロが注目する新旧のレアモデルを紹介する連載コラム。第21回は、カルティエ「ベニュワール アロンジェ」を紹介する。

カルティエのフォルムウォッチを象徴する代表作

いわゆるラグジュアリースポーツ一辺倒のトレンドも終焉に差し掛かりつつある今、一部のユニークなモデルに熱い視線が注がれてる。その中でも有望株と呼べるのが、カルティエの「クラッシュ」を筆頭にしたフォルムウォッチの数々である。まさにカルティエにしか表現できない独自路線のラインナップは魅力的だと言わざるを得ない。

そもそもカルティエがフォルムウォッチを手掛けていたのは、1913年の「タンク」の誕生前まで遡る。3代目ルイ・カルティエの時代には、サントス、トノー、タンク ルイ カルティエ、タンク サントレなどの現代の時計製造の礎を築かれた。

1920~30年代頃は「タンク」の派生モデルの多さにも驚かされるが、この当時のカルティエの時計製造に掛ける意気込みは並大抵のものではなかったのだろう。「タンク ア ギシェ」「タンク シノワ」「バスキュラント リバーシブル」「ロサンジュ」などの個性的なモデルが続々と登場している。

今回紹介する「ベニュワール アロンジェ」の「ベニュワール」原型が誕生したのは1912年と非常に古い。それをより変形することで、トノー型ケースを発展させたオーバル状のケースは時を超越したタイムレスな輝きを放っている。

 

  • カルティエ
    ベニュワールアロンジェMM
    Ref.W1532336
    18Kホワイトゴールドケース
    約47mm(縦) x約21.5mm(横)
    手巻き 商品の詳細はこちら≫

  • よく目を凝らすときめ細かなダイヤルの仕上げであることが分かる。

 

  • ただ単にケースの形状を細長い楕円形にするだけではなく、手首に沿うようにカーブを描いている。

 

アールデコの様式が色濃く反映されたコレクタブルなアイテムではあるが、女性用のエレガンスを兼ね備えているモデルなのでパートナーにぜひお勧めしたい。

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