ル・マン24時間耐久レース100周年を記念する特別な「コスモグラフ デイトナ」

ヴィンテージから現行モデルまで幅広い時計を取り揃えるリベロが注目する新旧のレアモデルを紹介する連載コラム。第19回は、ロレックス「コスモグラフ デイトナ」を紹介する。

レーシングクロノグラフらしい機能が加わったスペシャルエディション

1963年に誕生したロレックス「コスモグラフ デイトナ」は、今年で誕生から60周年を数える。そこで全モデルをアップデートを果たした。950プラチナモデルに関しては、ロレックスのプロフェショルモデルでは初となるトランスパレントケースバックを採用したことも話題となった。

この話には続きがある、ロレックスはフランス栄誉ある『ル・マン24時間レース』の100年を記念する18Kホワイトゴールドケースのスペシャルモデルを発表した。

 

  • ロレックス
    コスモグラフ デイトナ
    Ref.126529LN(2023年製造)
    18Kホワイトゴールドケース
    40mm径
    自動巻き 商品の詳細はこちら≫

  • ステンレススチールにはない、18Kホワイトゴールドならではの存在感。

 

ここで改めて「コスモグラフ デイトナ」の歴史を振り返る。モデル名から連想できるように「コスモグラフ デイトナ」は、アメリカ合衆国フロリダ州デイトナビーチにある『デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ』を目指し、レーシングクロノグラフとして成功を納めた。
しかし、古い広告を見ると、初期のモデルには「デイトナ」のモデル名はなく、「ル・マン」と記されていた事実がある。そのことから「ル・マン」と関りをもった後に、ロレックスは『デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ』を目指し、「デイトナ24時間レース」に勝機を見出したと考えられる。そして、レースに参加するなかで弱点である防水性能を克服し無敵のレーシングクロノグラフへと発展した。つまり、『ル・マン24時間レース』とは、「コスモグラフ デイトナ」がカーレースの世界を目指すきっかけとなったレースなのだ。

それでは、スペシャル エディションらしい特徴的なディテールを説明しよう。他のデイトナと一線を画すのは、ポール・ニューマンモデルを彷彿させるインダイヤルのグラフィックデザインだろう。また、ブラックセラミック製セラクロムベゼルはタキメーターの「100」の数字がレッドで記されている。トランスパレントケースバックからはゴールド製のローターを眺められる自動巻きクロノグラフムーブメントCal.4132は、通常のデイトナがは9時位置が12時間積算計であることに対して、こちらは「ル・マン24時間レース」にちなんで24時間積算計を搭載。これはコスモグラフ デイトナ史上初の試みである。

 

  • プラチナモデルのRef.124506と同様、トランスパレントケースバックを採用

 

  • タキメーターの「100」はレッドのセラミックで記されている

 

このモデルは流通数が極端に少なく、希少性の高いモデルである。

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