現行モデルよりも大胆なデザイン「アクアノート・ラージサイズ」

ヴィンテージから現行モデルまで幅広い時計を取り揃えるリベロが注目する新旧のレアモデルを紹介する連載コラム。第24回は、パテック・フィリップ「アクアノート・ラージサイズ」を紹介する。

初代アクアノートのラージサイズ

パテック・フィリップからノーチラスに次ぐスポーツウォッチとして、1997年に「アクアノート」が発表された。その翌年にアクアノート・ラージサイズRef.5065は誕生した。ラージサイズは「ジャンボ」とも呼ばれ、現行モデルとして販売されていたころから入手が困難なほどの人気モデルだった。特に型番に「J」が示される18Kイエローゴールドケースのモデルは、ここ数年でさらに評価が高くなっている。ノーチラスからインスピレーションを得て創作されたと言われるケースデザインは、ラウンドとオクタゴンを掛け合わせたようなベゼルフォルムが特徴的で、38mmのケース経は時計本体の小径化が進む今日において、「ちょうどいい」と言われるサイズ感も人気の要因である。

 

現行モデルよりも大胆なデザイン

通称「手榴弾文字盤」とも呼ばれる立体的なワッフルダイヤルに、インデックスはアップライトのアラビア数字とトリチウムの組み合わせ。ケースバックはスケルトンになっており、カラトラバ十字が刻印された21Kのローターを備えたCal.315SCにはジュネーブシールの刻印も見ることができる。そして、ハイテクコンポジット素材のトロピカルバンド(Dバックル付き)は現行のものより表面の凹凸パターンがはっきりしており、スポーツウォッチらしさを強調している。

 

  • パテック・フィリップ PATEK PHILIPPE
    アクアノート Aquanaut
    Ref.5065J-001
    18K イエローゴールド
    38mm
    120m防水
    Cal.315SC 自動巻き
    トロピカルバンド Dバックル 商品の詳細はこちら≫

  • 立体的なワッフルダイヤルにインデックスはアップライドのアラビア数字とトリチウムの組み合わせ。

 

  • カラトラバ十字が刻印された21Kのローターを備えたCal.315SCにはジュネーブシールの刻印も見ることができる。

 

好みは分かれるだろうが、現行モデルのRef.5167はすっかり大人びて、ダイヤルパターンの掘りは浅くなり、「ジャンボ」より大きな40.8mm(故にエクストララージと区別されている)と、時代に寄せてきたことは否めないだろう。

対してRef.5065Jは一目で「それ」と分かる個性を持ちながら、信頼性の高いムーブメントが動かす3針とカレンダーに加え、120mの防水機能をもつ実用性の高いこのモデルは、時を追うごとに希少性は上がるばかりだ。

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