特別で希少なヴァイオレット金無垢サブマリーナ

ヴィンテージから現行モデルまで幅広い時計を取り揃えるリベロが注目する新旧のレアモデルを紹介する連載コラム。第25回は、ロレックス「ヴァイオレットカラーダイヤルのRef.16618 SUBMARINER」を紹介する。

金無垢でも本気のダイバーズウォッチ「青サブ」

Ref.16618 SUBMARINERは1989年に発表された。このモデルにはCal.3135ムーブメントが搭載されている。Cal.3135はテンプを支えるツインブリッジが採用されていることで、安定性やメンテナンス性が向上し、発表から四半世紀以上経過した今でも名機として賞賛されている。

この金無垢サブマリーナは、見せかけではない本気のダイバーズウォッチとして、オイスターケースとロレックス社がダイバーズモデルのために開発した三重構造のパッキンを装備したトリプロックリューズによって、300M(1,000ft)の防水性能を誇る。更に逆回転防止ベゼルや、オイスターロックとウェットスーツの上からでも楽に装着できるフリップロックシステムが備わった専用ブレスレットも装備されている。また、ケースやブレスレットには耐久性や耐腐食性を高めるために、75%の純金にシルバーや銅を配合した合金「18ctゴールド」が使用されている。

 

特別で希少なヴァイオレットダイヤル

1989年から90年代初期に生産された一部のブルーダイヤル(通称青サブ)の中には、少し赤みがかった「ヴァイオレット」カラーのダイヤルが存在する。当時のインデックスの夜光塗料にはトリチウムが使用されており、トリチウムが使用されていることを示す「SWISS-T<25」が6時位置のインデックス下に記されている。 この「ヴァイオレット」は変色という説や文字盤サプライヤー(製造会社)の違いともいわれているが、真相は定かではない。一説によると、文字盤の「1000ft=300m」の表記に違いがあり、通常のブルーダイヤルは数字の間隔が広く、ヴァイオレットカラーは0(ゼロ)がO(オー)のように丸みを帯びて見えるといわれてる。文字で表現するには難しいが、ブルーダイヤルは「1 0 0 0ft=3 0 0m」、ヴァイオレットダイヤルは「1OOOft=3OOm」のように見えることから、サプライヤーの違いではないかと推測できる。 いずれにせよ、ヴァイオレットカラーのRef.16618 SUBMARINERは特別なダイヤルカラーと、丁寧に仕上げられたポリッシュとサテンのコントラストが妖艶な魅力を持ち、近年では特に人気が高まっている。

 

  • ROLEX ロレックス
    SUBMARINER サブマリーナ
    Ref.16618
    18K イエローゴールド
    Cal.3135 自動巻き 約48時間パワーリザーブ
    300m(1,000ft)防水 逆回転防止ベゼル
    トリプロックリューズ(ねじ込み式リューズ) 商品の詳細はこちら≫

  • 1970年にダイバーズモデルのために開発した三重構造のパッキンを装備したトリプロックリューズ。 リューズヘッドに3つのドットが付けられているのがトリプロックリューズの証。

 

  • 文字盤のヴァイオレットカラーには、ほとんどブルーに見える物から、赤が強い物まで個体差がある。好みにもよるが、イメージ通りの個体と出会えることもセミヴィンテージウォッチを探す楽しみの一つ。

 

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